ITMNS 2021 国際微量ミネラル栄養学
シンポジウム
ITMNS2021
参加はこちらから

生産性及び収益性を向上させるためには、母豚と子豚の斃死数を減少させることが必要

生産性及び収益性を向上させるためには、母豚と子豚の斃死数を減少させることが必要

コリー・カーペンター

養豚アカウントマネージャー

ジンプロコーポレーション

シェア

母豚の斃死数と子豚の生存率は、養豚農場全体の生産性及び収益性を向上させるために重要な2つの要素です。

母豚に関して言えば、母豚が投資に見合う収益を生み出し、利益を上げるためには、少なくとも2〜3産の分娩が必要となります。候補豚または母豚が目標産次数以前に斃死してしまうと、収益性の高い生産を達成するために投資した、飼育費及び初期費用を回収することは決して出来ないでしょう。

母豚の斃死数が多くなると必然的に母豚の更新率が上昇します。そして身体的、遺伝的形質が基準を満たしていない候補豚を群に導入せざるを得なくなり、結果として本来得られるはずの収益に影響を及ぼしてしまいます。無選抜で候補豚を群に導入してしまうと、強健でない子豚を飼養するための費用がかさみます。更には、その費用を回収する前に、母豚の産次数が少ない段階で淘汰されてしまうことに繋がります。

効果的な淘汰プログラムを用いて、母豚が斃死する前に淘汰することが、収益向上において重要です。顕著に痩せ型であったり、子豚の質が悪かったり、跛行兆候や他の健康上の問題を呈している母豚をまずは探してみて下さい。

母豚と子豚の斃死数を減少させる幾つかの方法と、ジンプロ・ミネラルがそれらに対してどの様に関与しているかを見ていきましょう。

 

子豚の斃死数を下げるための母豚管理の秘訣

近年の子豚の斃死率は、平均で15%〜20%と非常に不安定です。それにより、豚をあまり多く出荷出来なくなり、収入が低下してしまう場合があります。

現在、農場で取り組まれている飼養管理方法は上手くいっている部分が多いと考えられますが、母豚と子豚の斃死数を減少させるためにはまだ多くの改善点が残っています。

1つの例として、カンザス州立大学とニューファッションポーク社が共同で実施した試験から、分娩前3〜5日の母豚への給餌を少量で複数回、または自由採食にすると、1日1回の給餌と比較して、子豚の生存率が高いことが明らかになりました。

出生初日の子豚に可能な限り最善のケアを施すことは、子豚が好成績を上げることに大いに貢献するでしょう。一般的に、出生後2〜3日の子豚の斃死率が最も高く、出生後最初の3〜5日を過ぎると比較的低くなるといわれています。従って、子豚が生後3日間を乗り越えることが出来れば、無事に離乳し、生産性の高い肥育豚に成長することに繋がります。

試験から、出生時体重が1kg以上の場合、離乳前の斃死率が20%以下に抑えられることがわかっていますので、出生時体重が1kg以上になるような管理にも着目すべきです。

離乳前の斃死数を減少させる他の方法として、分割授乳があります。1腹当たりの産子数が増加している中で、新生子豚に確実に必要量の初乳を摂取させなければなりません。分割授乳とは、一時的に必要量の初乳を摂取した子豚を母豚から離すことで、十分量摂取出来ていない子豚と競争させない方法です。

もう1つの一般的な方法として里子出しもあります。里子出しは、乳が容易に摂取可能かつ同等の体格の子豚と同じ環境に子豚が身を置くことで、生存率を高めることを目的としています。生後の早い段階で母豚から離し、別の母豚の子豚群の中に移動させます。移動した子豚は、離乳するまで移動先の母豚が哺育します。生産者の方が、里子出しを行うのには以下の理由があります:

  • 母豚の乳量が不足している
  • 乳房の数が不足、乳房の機能が損なわれている
  • 同腹産子内で体重に大きなばらつきがある

 

ジンプロ・ミネラルは母豚及び子豚の斃死数を減少させるために重要な役割を果たす

ジンプロ・ミネラルは、豚の健康や繁殖成績、成長、生産性においての重要な役割を担っています。更に、ジンプロ・ミネラルは、免疫刺激に対しての迅速かつ強固な炎症反応を行うためにも大切です。この結果、生存率の向上及び最も重要である生産コストの削減に繋がります。

1つの例として、アベイラサウ由来のジンプロ・ミネラルを候補豚及び母豚に給与することで、初乳中の免疫グロブリンG(IgG)の濃度が高くなることが分かっています。高品質の初乳を摂取させることが、より強健な子豚の成長に繋がります。その結果、離乳時体重がより重くなり、最終的に出荷時体重の増加に繋がります。しかし、何が母豚の斃死数に直接影響を与えるのでしょうか?農場から収集したデータによると、候補豚及び母豚にアベイラサウを定期的かつ長期間給与することで、アベイラサウ未給与の場合と比較して斃死数が抑えられたことが分かりました。以上のことから、ジンプロ・ミネラルは生産費用を削減することに貢献出来るでしょう。

ジンプロ・ミネラルは市場において唯一の特性を持った微量ミネラル製品です。世界で唯一アミノ酸輸送体を介して吸収されることが証明されているため、ミネラルをアミノ酸と結合した状態のまま標的組織まで到達させることが出来ます。ジンプロ・ミネラルはその特殊な輸送経路を介することで、免疫刺激に対しての迅速かつ強固な炎症反応を行う能力を向上させることが出来ます。その結果として母豚の健康状態が改善され、斃死数が減少し、離乳までのコストを削減することに繋がります。現在の動物の生産性及びコスト削減の機会を十分に活用するためには、候補豚及び母豚飼料にアベイラサウを組み込みましょう!

アベイラサウを母豚飼料に組み込むことで、母豚及び子豚の斃死数を減少させることに関するご質問、ご相談は弊社営業担当者までお問い合わせ下さい。

 
シェア

Theme picker