ジンプロ社は、250本目の有機微量ミネラルに関する査読済み論文を発表
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ジンプロ社は、250本目の有機微量ミネラルに関する査読済み論文を発表

テリー・ワード博士

ジンプロコーポレーション

ジンプロ社は、250本目の有機微量ミネラルに関する査読済み論文を発表

多くの微量ミネラル製造販売会社が、製品の品質や有効性を農場試験で証明しようとしているのに対して、私たちジンプロ社は、質の高い研究を査読済み論文に発表することで、ジンプロ・ミネラルの有効性を科学的に証明してきました。

ジンプロ社はすでに、他の有機微量ミネラル製造販売会社よりも遥かに多く、査読済み論文を発表しています。私たちは、2019年に250本目の有機ミネラルに関する査読済み論文を発表し、一つの節目を達成しました。ジンプロ・ミネラルが、畜水産業界及びペットフード業界において、無機微量ミネラル及び他の有機微量ミネラル製品よりも優れていることを、この250本の研究で検証し、科学的に証明しています。(*2020年11月時点273本)

250本目の査読済み論文は、乳牛に関する69本目の論文で、ジャーナルオブデイリーサイエンスに2019年11月12日に掲載されました。この研究では、リポ多糖を静脈内投与した泌乳期牛に、無機亜鉛40mg/kgを、アベイラ亜鉛由来の亜鉛で置換して給与した時の、代謝と免疫反応における効果を調べることを目的としています。

この研究から、無機亜鉛の一部をアベイラ亜鉛に置換することで、免疫刺激に対する、炎症反応や代謝、生産成績が改善することが明らかになりました。アベイラ亜鉛を給与した牛は、刺激後最初の3日間で、高い体細胞数から約2倍の速さで回復し、乳量の減少も50%増の速さで回復しました。免疫反応を改善し体細胞数を減少させる先行研究と、実際の生産現場で見られた反応が、この研究結果から裏付けられました。

 

査読済み論文での試験とは何なのか?野外試験とはどのように異なるのか?

査読済み論文での研究は、原因と結果を設定した条件下で行う、科学的に理にかなった研究のことで、公平な第三者機関による複数回の審査も行われます。一方で野外試験は、多くの管理できてない要因や仮定を含むので、ただ大局的に判断するのみです。

査読済み論文での研究として認められるための主な必要条件が3つあります。

  1. 他の科学者が再現できるような、質の高い試験設計でなければいけません。他の科学者も、同じ畜種と環境で同じ結果が出せるはずです。
  2. 適切かつ正確な統計分析をしなければいけません。もし、統計値が正確でなければ、その試験から自信を持って結論を出すことができないでしょう。
  3. ジンプロ社及びジンプロ製品に対して既得権を持たない、独立系第三者機関による審査を受けなくてはいけません。複数回の審査後、論文発表するためには、第三者機関による承認をもらわなくてはいけません。

 

査読済み論文での微量ミネラルに関する研究は、価値をもたらす

私たちの微量ミネラルに関する査読済み論文での研究は、家畜や家禽、水産現場に科学的に裏付けのある結果をもたらします。そして、ジンプロ・ミネラルが、動物の成績向上に対する最良の選択であると確信していただけます。私たちの微量ミネラルを含むペットフードを与えることで、ペットが健康で快適に長生きすることに役立つので、飼い主も安心できるでしょう。

私たちの査読済み論文での研究から、ジンプロ・ミネラルの経済価値に対して新たな知見も得ることができるでしょう。例えば、年10億トンの飼料が製造されており、私たちの研究から、ジンプロ・ミネラルは飼料効率を2~4%向上することが分かっています。このことは、最低でも毎年200万トンの飼料を節約できることに相当します。飼料価格にもよりますが、その結果、生産現場で$60億~$100億節約することができます。

さらに、飼料製造量が減ることで、二酸化炭素排出量が減り、より持続可能な動物生産に繋がります。

微量ミネラルに関する査読済み論文について、またジンプロ・ミネラルを用いた飼料設計に関してのご質問やご相談は、弊社営業担当者までお問い合わせ下さい。