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ジンプロ・ミネラルは母豚の斃死による直接的及び間接的費用の削減に貢献する

ジンプロ・ミネラルは母豚の斃死による直接的及び間接的費用の削減に貢献する

ザック・ランボー博士

ジンプロコーポレーション

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生産者の方々が母豚に対して求めている成績は、3〜5年前も現在も同じです。しかし現在とで大きく違う点は、業界として多産かつ重い子豚が求められているため、母豚はより高い水準の生産性が求められています。それ故、現在の母豚には5年前よりも生物学的な負担が大きく掛かっています。

それと同時に、生産者の方々も母豚の健康に関する、以下の様な数多くの課題に直面しています。

  • 農場のバイオセキュリティー:豚が疾病を蔓延させるのではなく、人や器具によって蔓延する。
  • 農場の労働環境:農場の多くが、日常的に全ての業務を遂行出来るだけの作業者が十分に確保出来ていない。
  • 候補豚育成プログラム:候補豚は、母豚農場に導入される前に、母豚農場に存在する既知の病原体に十分に晒されているか確認する必要がある。また、新規の病原体を農場に持ち込まない様に徹底する。

母豚の斃死率は5年前には約5%でしたが、現在では12%にも増えています。効果的な飼養管理を行うのに加えて、最適な飼養環境及び微量ミネラル栄養素も母豚の健康に重要な役割を果たします。それでは、母豚の高い斃死数によって起こる財政上の問題と、その問題の解決に微量ミネラル栄養素がどの様に貢献出来るのか見ていきましょう。

 

母豚の斃死率:直接的及び間接的費用

生産者の方々が母豚の斃死率について分析する際には、直接的費用及び間接的費用の2種類の費用について精査しなければなりません。

直接的費用とは、候補豚を購入、飼育する際に掛かる費用の総額のことを言います。ある農場で母豚1,000頭を飼養し、候補豚導入費用が$300であると想定すると、母豚斃死率が10%の場合、直接費用は年間約$30,000または母豚1頭あたり年間$30となります。候補豚導入後は、分娩するまで待つ必要があります。妊娠期間が114日で、人件費及び施設費が母豚1頭当たり$2/日と想定すると、総費用は候補豚1頭あたり$500以上または母豚1頭当たり$50以上となります。

間接的費用は、主に損失または遅延による費用が含まれているため、数値化するのが少し困難です。例えば、初産豚から生まれた子豚は、経産豚から生まれた子豚よりも、離乳後の増体量や飼料要求率が悪く、斃死率が高いことが分かっています。更に、初産豚は、離乳から授精までの間隔が長くなり、受胎率が悪くなります。それ故、成熟した母豚を失い、初産豚を導入することになるので、初産豚が成熟するまで一時的に生産性及び収益性が低下してしまいます。

母豚の斃死率を低下させ、費用を削減させるのに役立つ方法の1つとして、母豚栄養プログラムにジンプロ・ミネラルを組み込むことが挙げられます。ジンプロ・ミネラルを給与することで斃死数を最大で4%減少させ、大きな経済的利益を得られることが試験から分っています。

 

微量ミネラルは母豚の健康と免疫を向上

微量ミネラルは量が少なく、動物の栄養において見落とされやすいですが、炭水化物や脂質が代謝のために利用する、全ての酵素過程を駆動させる上での重要な役割を担っています。更に、微量ミネラルは複数の免疫成分の合成及び免疫反応においても、同様に重要な役割を担っています。

例として、亜鉛は免疫機能及び免疫反応に関して言えば、王様の様な存在です。様々な病原体に対しての防御機能を維持させるためのT細胞及びB細胞の生成に関与することによる獲得免疫だけでなく、自然免疫反応や炎症性サイトカインの合成にも関与しています。更に、亜鉛は器官や消化管、呼吸器への病原体の侵入を防ぐ働きをする上皮の健全性にも密接に関わっています。

銅とマンガン、セレンの全てが、抗酸化作用を担うスーパーオキサイドディスムターゼの生成に関与しています。また、銅は自然免疫及び獲得免疫の両方に関与し、マンガンは自然免疫反応の機能に関与しています。

 

ジンプロ・ミネラルは豚の免疫システムを向上

母豚にジンプロ・ミネラルを給与することで、免疫刺激に対しての強固かつ迅速な炎症反応を獲得する能力が向上するので、斃死率を低下させることに役立つでしょう。ジンプロ・ミネラルは、微量ミネラルとアミノ酸が結合した複合体で、アミノ酸輸送体を介して吸収される、世界で唯一の微量ミネラル製品です。それ故、他の微量ミネラル製品が受ける、様々な拮抗物資の影響を最小限に抑えることができ、ミネラルとアミノ酸の結合状態のまま腸管内に到達することが出来ます。

アベイラサウ等のジンプロ・ミネラルを、母豚飼料に組み込むことに関するご質問、ご相談は弊社営業担当者までお問い合わせ下さい。


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